福島県沖を震源とする地震に際し、被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
先日の福島県沖を震源とする地震に際し、被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
今日は、朝から原発のニュースを目にしました。
冷却水の水位が下がっているが、周囲の放射線量の数値は変化ないとのこと。
分かってはいるつもりでも、まだ終わっていない問題であると改めて認識させられます。
中学2年の頃、3.11の震災が起きました。テレビのニュースで原発が爆発した映像を見て、はじめて次元の違う恐怖をおぼえました。
3年前に、ニッセイ名作シリーズ『アラジンと魔法のランプ』で福島県に行かせていただきました。
福島の白河公演が、僕の初日でした。
宿泊先近くの、どこにでもあるような公園。そこに、数字を表示するデジタル盤のようなものが。明らかに時刻を示してはいない。
放射線量の測定器でした。
ニュースやネットでしか見てこなかったものを直視した瞬間でした。
学校招待公演だったため、観客は全員小学生。しかも1、2年生たち。
東日本大震災の頃に産まれたくらいの子達。
この環境下で、親御さんたちも気を揉まれながら子育てなさってるんだろうか...などと思ったり。
しかし、観に来てくれた子供たちは元気!
笑ったり、大きな声で一緒に歌ってくれたり、沢山のリアクションをくれました。
自分のエゴでしかないですが、彼ら彼女らに観てもらえて、福島で初日を迎えられてよかったと、当時思いました。
公演を終えて楽屋口を出てすぐのところにも公園が。
そこでは、観劇後の子供たちが親御さんと遊んでいました。
気づいてくれて、声をかけてくれました。感想を伝えてくれたあの子たちが忘れられません。
彼ら、彼女らも小学校中〜高学年になっているはずです。
何事もなく、健康でいてくれてるだろうか。
先日の地震の時も、怖い思いをしたのだろうな。
いつかまた逢えることを、心から願っています。
首都圏にいる僕でさえ恐怖を覚えるのですから、現地にいる方々の気持ちは計り知れないほどでしょう。
遠方からではありますが、先日の地震による影響が、これ以上大きくはならないことをお祈り致します。
新井海人
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